スキー板のチューンナップの工程
スキーの能力を最大限に生かすために欠かせないチューンナップ。
目的にあったチューンナップを施すことでより良い滑りを実現し、自分にあった板に仕上げることができます。
今回はその工程についてご紹介していきます。
まずは状態を確認、損傷の度合いやクセ、酸化について見ていきます。
次にサンディングと呼ばれる作業で、表面の毛羽立ちを削りなるべくフラットな状態にしていきます。
プロの技術が光る工程です。
そしてキズを彫刻刀で削り、特製のロウで埋めていきます。
スキー板のキズは小さくても滑りに大きく影響しますので大事な作業です。
溝を掘るストラクチャーを施し、エッヂをつけていきます。
乗り味を決める作業で、少しの角度でも大きく性能が変わってきます。
フラットを再度調整し、バリなどを削っていきます。
そして最後にワクシング、ワックスでコーティングしていきます。
そして最後にワックスを剥がして完成。
これでスキーの性能を引き出すチューンナップが完了です。
あなたもプロの手に任せてみませんか。
スキー板のチューンナップを自分好みに仕上げる
スキーを趣味にしているという人は、実に沢山いますが、ある程度技術が上がってくると、スキー場で利用できるレンタル品ではなく、自分専用の道具を揃えるという人も少なくありません。
特に道具の中でもこだわりを持ちたいのがスキー板ですが、その種類は実に多彩で、どれが自分に合っているのかを判断するのも容易ではありません。
また、気に入った板を見つけて愛用していても、技術が向上してくると段々とプレイスタイルに合わなくなってくるということもあります。
新しい物に買い替えるというのも一つの方法ではありますが、まだまだ使えるものをみすみす手放すというのも勿体無い話です。
そこで、今持っている板をチューンナップして、自分好みにカスタムするというのも良い方法です。
しかし、チューンナップといっても、自分でやろうとするといちいち沢山の道具を用意しなければなりませんし、なにより技術がなければ上手く仕上げる事が出来ません。
より確実かつ効果の高いチューンナップを目指すのであれば、プロのショップにお願いするのがおすすめです。